2025年6月に開催された「Xbox Games Showcase 2025」にて、マイクロソフトが大きな一歩を踏み出しました。長らく噂されていた**Xboxブランド初の携帯型ゲーム機「Xbox Ally」**が、ついに正式発表されたのです。
本記事では、「Xbox Ally」のモデル詳細や搭載スペック、Windowsによる汎用性、日本での展開の可能性などを詳しくご紹介します。
Xbox Allyとは?|携帯型Xboxの誕生
マイクロソフトが発表した「Xbox Ally」は、同社として初めての携帯型ゲーム機。
ASUSが手がける携帯型PC「ROG Ally」シリーズをベースに開発され、ハードウェア面での強みとXboxエコシステムの融合が特徴です。
発売は2025年ホリデーシーズンを予定しており、ゲーマーの間で大きな注目を集めています。
モデルラインナップとスペック詳細
「Xbox Ally」には2つのモデルが発表され、それぞれ性能に応じた選択肢が用意されています。
◼ ROG Xbox Ally X(上位モデル)
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CPU:AMD Ryzen Z2 Extreme
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メモリ:24GB
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ストレージ:1TB SSD
グラフィック性能やロード速度に優れたハイスペック構成で、重たいゲームや高解像度のPCタイトルにも対応。
◼ ROG Xbox Ally(ベースモデル)
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CPU:AMD Ryzen Z2A
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メモリ:16GB
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ストレージ:512GB SSD
多くのゲームに対応しつつ、コストを抑えたい層に最適。一般的なPCゲームやXboxタイトルも十分に快適に動作します。
Windows搭載で「ただのゲーム機」に収まらない魅力
「Xbox Ally」の最大の特徴は、Windows OSを搭載していることです。
これにより、Microsoft StoreのXbox Game Passタイトルに加え、以下のようなPC向けゲームプラットフォームにも対応可能になります。
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Steam
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Epic Games Store
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GOG
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Ubisoft Connect など
つまり、単なる「携帯型Xbox」ではなく、持ち運び可能なPCゲームマシンとしても活用できるのです。
さらに、WindowsアプリやWebブラウザの使用も可能なため、軽い事務作業や動画視聴、SNS利用など「ポータブルPC的な使い方」も想定されています。
ゲーミング性能も抜群
従来の携帯型ゲーム機(SwitchやSteam Deckなど)と比較しても、Xbox Allyは非常に高いスペックを備えています。
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Ryzen Zシリーズの新型チップによる高速処理
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**24GBメモリ(上位モデル)**で重いゲームも快適に動作
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大容量SSDで読み込みストレスを軽減
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高リフレッシュレートの液晶ディスプレイ搭載(詳細スペックは今後発表予定)
これらにより、デスクトップPCに迫るようなゲーム体験が、どこでも味わえるというのが最大の魅力です。
日本発売にも期待が高まる
マイクロソフトからは正式なコメントは出ていませんが、「Xbox Ally」はグローバル展開を視野に入れているとされています。
日本市場でも発売される可能性が高く、特にPCゲームファンやガジェット好きの間で期待が高まっています。
ASUSのROG Allyシリーズも日本で人気を集めている背景から、マイクロソフトとしても国内展開の意義は大きいと考えられます。
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