「脱走カピバラ」ついに捕獲! 2か月の野生ライフでも健康バッチリ

時事

 

中国東部・揚州市の動物園から脱走したカピバラ3匹のうち、最後の1匹・メスのカピバラ「ドウバオ」(別名:豆包)が、6月3日早朝についに捕獲されました。約2か月にわたる逃亡生活を経ていたにもかかわらず、体重は増加し、毛並みはつややか──という驚きの報告です。今回は、このほっこり&驚きの脱走劇について深掘りします。


🐾 脱走劇のきっかけはフェンスへの体当たり

ドウバオは4月上旬、仲間の「バゾン」や「ドゥオドゥオ」とともに動物園を脱走。原因は、「バゾン」がフェンスに体当たりして柵を破ったことでした。残る2匹は逃走直後に捕獲されたものの、ドウバオだけはしばらく姿を消したままでした


🤝 捕獲は罠により成功 健康も良好

6月3日早朝、ドウバオは仕掛けられていたわなにかかり、無事職員によって動物園へと戻されました。日本のニュース同様、中国版でも「2か月以上の逃亡生活を経て、豆包がついに捕まった!」という報告がなされており、SNSでも話題を呼びました

しかし驚くべきはその健康状態。ドウバオは体重が逃亡前より増え、毛並みも滑らかでつやつやだったとのこと。野生では十分な食料が得られるのか心配されましたが、どうやらむしろ快適な逃避行だったようです


🐹 他の2匹のその後

脱走当初に捕獲された残り2匹の行方も気になります。バゾンは湖でくつろいでいる状態で発見され、ドゥオドゥオは職員7〜8人がかりで捕獲されたとのこと。ドウバオを最後に無事捕獲されたことで、3匹全員が動物園に戻った形です


💡 展開したSNS戦略・話題を呼んだネットの反応

動物園側は、ドウバオが見つからなかったことを受け、まるで“指名手配犯”のようなメッセージをインターネット上で発信し、注目を集めました。このユーモラスな戦略がSNSで大きな話題を呼び、国民的な関心を集めたことも見逃せません。


🛡️ 管理体制の課題と今後の対策

今回の脱走劇からは動物園側のフェンス強度の見直し逃亡対策の再強化が課題として浮かび上がります。また、予期せぬ脱走がニュースとして盛り上がる一方で、動物の安全と来園者に対する配慮も常に考えなければならない重要なテーマです。


✨ まとめ:脱走劇が映した動物園運営の現場

  • カピバラ3匹中、最後まで逃げていたドウバオも体重が増え、毛並みがつやつやという意外な結末

  • SNSを活用したユニークな広報戦略が話題を呼び、国民の関心を集めた

  • フェンス補強など、動物園内の管理体制の整備が急務となった

動物の“自由な逃避行”に見る動物園の裏側──今回の事件は、ユーモアと驚きに満ちつつも、運営体制の課題として多くの示唆を与えてくれました。今後はフェンス強化や再発防止策がどう進められていくのか、ぜひ注目していきたいところです。

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