2025年シーズンのF1は、レースの表舞台以上にチーム内外の“舞台裏”が注目を集めています。
その中心にいるのが、レッドブル・レーシング。一時代を築いたこのチームが、今まさに分裂の危機にあると言われています。
チーム内部の混乱から角田裕毅選手の挑戦、ホンダの裏戦略、さらには新勢力「ビカー」まで、F1の未来を左右する要素を徹底解説します。
🔥 レッドブル内部で何が起きているのか?
かつて絶対的な体制を築いていたチーム代表クリスチャン・ホーナー氏が、現在はドライバー契約などの実務から排除されている状況です。
原因は、チーム内部の権力争い。幹部間で対立が激化しており、レッドブルという巨大組織が崩壊の危機に瀕していると言っても過言ではありません。
この影響で、チーム内の意思決定も不安定になり、ドライバーの士気やマシン開発にも影響を与えているとされます。
角田裕毅、レッドブル昇格の裏にあった“ホンダの圧力”
2025年3月、角田裕毅選手がレッドブル本体のドライバーに昇格。これは本人の実力に加え、ホンダからの強力な後押しがあったとされています。
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ホンダは莫大な資金をチームに提供
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日本市場での影響力を狙い、角田選手の起用を“政治的に”後押し
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しかし、マシンは依然としてフェルスタッペン仕様で、角田選手には扱いづらい仕様に
それでも角田選手は、自身の存在感と成果を証明するために日々挑戦を続けています。
🧠 ホンダの本当の狙いとは?
ホンダは2026年からアストンマーティンと正式提携し、F1での新章をスタートさせます。
それに先立ち、角田選手を「日本の広告塔」として起用し、ブランド価値の強化を進めていると見られています。
つまり、角田裕毅の活躍はホンダにとって、
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日本市場拡大
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アストンマーティンへの布石
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“勝てるブランド”の維持
という、複数の重要な戦略に直結しているのです。
🚀 新勢力「ビカー」の急成長
レッドブルのジュニアチーム「ビカー(V-CAR)」は、独自の技術開発力を武器にF1界で急成長中。
その開発拠点やスタッフ体制は年々強化されており、**「将来的には本家レッドブルを超えるかもしれない」**という見方も出ています。
もしフェルスタッペンがチームを離脱し、ビカーが主導権を握ることになれば、F1の勢力図は大きく塗り替わる可能性があります。
⏳ フェルスタッペン、レッドブルを去るのか?
レッドブルのエースドライバーであるマックス・フェルスタッペン選手にも不穏な噂が流れています。
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チーム内部の混乱に不満を抱えている
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他チームへの移籍を検討している
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ペナルティポイントが累積11点となり、あと1点で出場停止の危機
彼の動向次第で、チームの未来は大きく変わることになるでしょう。
🧩 まとめ|F1の新時代は“内側”から動き始めている
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角田裕毅は政治と実力の狭間で戦っている
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ホンダは2026年の覇権を狙い、巧みに動いている
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レッドブル内部は崩壊寸前で、ビカーが台頭する可能性すらある
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フェルスタッペンの離脱が現実となれば、F1のパワーバランスが崩壊する
2025年のF1は、サーキットの外で繰り広げられる“もう一つのレース”から目が離せません。
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